菱野温泉 常盤館様|露天風呂混雑状況表示システム開発
お部屋から、山頂の露天風呂の混雑状況を確認できる仕組みを。
長野県小諸市の「菱野温泉 常盤館」様向けに、露天風呂の混雑状況をリアルタイムに近い形で確認できるWebシステムを開発しました。
常盤館様の露天風呂は、旅館の母屋から離れた山頂にあります。せっかく山頂まで足を運んだにもかかわらず、到着してみたら非常に混雑している。こうした状況は、お客様の満足度を下げてしまう可能性があります。そこで、宿泊中のお客様が客室にいながらスマートフォンで露天風呂の混雑状況を確認できる仕組みを構築しました。
客室のQRコードから、スマートフォンで簡単に確認
お客様に新しいアプリをインストールしていただく必要はありません。客室に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、ブラウザから現在の露天風呂の状況を確認できます。表示画面では、混雑状況を4段階で大きく、分かりやすく表示。さらに、清掃・メンテナンスなどのお風呂に関する案内や、現地の天候などのお知らせも確認できるようにしました。海外からのお客様にも利用していただけるよう、英語表記にも対応しています。
現場スタッフが簡単に更新できる管理画面
混雑状況を自動判定するための大掛かりなセンサー設備などは導入していません。実際に露天風呂の受付を担当しているスタッフが、その時の状況を確認し、専用の管理画面から混雑状況を変更する仕組みです。管理画面についても、機能を増やすことより**「現場で迷わず使えること」**を重視しました。必要な操作をできるだけシンプルにし、スタッフがPCから、
- 露天風呂の混雑状況
- 清掃・メンテナンスなどのお知らせ
- 天候などの案内
を簡単に変更できます。管理画面で変更された情報は、お客様がスマートフォンで確認する表示画面にも反映されます。
「看板を出す」から「PCで更新する」へ
システム導入前は、お客様へのお知らせをスタッフが手作業で看板に出すこともありました。Webシステムを導入したことで、こうした情報を手元のPCから更新できるようになりました。これは、お客様にとって便利になるだけのシステムではありません。お客様の利便性向上と、旅館スタッフの業務効率化を同時に実現することも、今回の開発で重視したポイントです。
システムの導入によって、お客様は山頂へ向かう前に客室から露天風呂の状況を確認できるようになりました。また、スタッフ側も、これまで手作業で行っていた案内の一部をPCから更新できるようになり、情報更新にかかる手間の削減にもつながっています。お客様にとっての利便性と、現場スタッフにとっての運用のしやすさ。その両方を考えて仕組みを設計しました。
既存のWordPressサイトとも連携
今回のシステムは、単独のWebサービスとして切り離すのではなく、常盤館様がすでに運用しているWordPressサイトとの連携も考慮して開発しました。既存のWeb環境を活かしながら、新しく必要になった機能を追加しています。システムを導入するために、すべてを新しく作り直す必要はありません。今ある環境を確認しながら、必要なところだけをITで改善する。これも、あそまなのシステム開発で大切にしている考え方です。
必要なのは「大きなシステム」とは限りません。
あそまなが今回の開発で大切にしたのは、最新技術をたくさん使うことではありません。まず、
「現場では何に困っているのか?」
を考えることです。今回の課題は、「山頂にある露天風呂の状況が、行ってみるまで分からない」というものでした。
それなら、
「お客様が客室から確認できればいい」
「現場スタッフが簡単に情報を変更できればいい」
というところから仕組みを考えることができます。必要以上に大掛かりなシステムにするのではなく、その現場に本当に必要な機能を考えて形にする。これが、あそまなのシステム開発です。
「こんなこと、ITで解決できない?」からご相談ください。
システム開発というと、
「大企業が導入するもの」
「何百万円もかかるもの」
「専門的な要件を決めてから相談するもの」
というイメージを持たれるかもしれません。しかし、最初からシステムの仕様を考えていただく必要はありません。
「この作業、毎回面倒なんだよね」
「お客様にもっと簡単に情報を伝えられないかな?」
「今は紙で管理しているけれど、もう少し楽にできないかな?」
そんな現場の小さな困りごとからご相談ください。既製品を無理に当てはめるのではなく、現在の業務を伺いながら、ITでどのように解決できるのかを一緒に考えます。小規模事業者だからこそ、大掛かりなシステムではなく、自分たちの仕事にちょうどいい仕組みを作る。あそまなは、そんなシステム開発を目指しています。
